外来の仕事で中心となるのが、医師の診察がスムーズに運ぶように手助けをする診察の介助です。一日に患者さんが多く訪れる外来で円滑に診察が行うことは、高い医療サービスを提供する上で何より大切です。
また患者さんに容体を聞いたりして症状を明確にしていくなどの重要な役割もあります。
また状況に合わせて患者さんの順番を変えていくなど適切な判断が必要なこともありますので、素早く最善の状況を作ることが求められるのが外来の看護師と言えるでしょう。
他にも外来看護師の一日の主な仕事内容は以下が挙げられます。
○診察準備 ○診察介助 ○入院患者さんの診察 ○翌日の診察の準備 ○後片付け
外来で働く場合は、適確に状況を把握し素早く判断することや一つの方法だけではなく場面に応じていくつか方法を考えることも必要となります。常に動いている状況でそれを行なう事が必要なので先を読む力も重要となってくるでしょう。
看護師として基本的に求められる事ですが、より強く求められるのが外来の看護師と言えます。
幅広い仕事を経験できる
日勤のみ
日曜・祝日が休み
負担が少ない
外来の看護師は、病院の総合的な仕事に身をおくことが多くなり医療の現場を知ることもできれば、病院などの医療機関の事務的な側面を知ることもできるため幅広い仕事を経験することができます。また専門外来に勤務した場合はその分野での知識とスキルを深めていくことができます。
外来勤務の大きな魅力として「日勤のみ」「日曜・祝日が休み」ということが挙げられます。また常勤だけでなく非常勤の求人も多く出ており、ライフスタイルに合わせて働き方が選べるというメリットもあります。
子育て中の方やあまり負担のない職場で働きたいと考えている看護師さんにはおすすめの職場です。
クレームを受けることもある
多くの業務を同時にこなす場合も
体力的にきつい所もある
外来で働いていると患者さんやその家族からクレームを受けることもあります。病院自体の評判にも影響する場合がありますのでしっかりと対応することが求められます。
気持ちの面でも楽というイメージを持たれることが多いですが、同時進行で多くの業務をこなさないといけない時もあり一筋縄ではいなかいことも多くあります。また院内を行ったり来たりすることもありますので体力が必要になることもあります。
適確に状況を把握できる
素早く判断ができる
先を読む力がある
コミュニケーションを取るのが上手い
外来を希望する方の多くは「夜勤がないから」「週末が休み」という理由で日常生活に合わせて選んでいます。
保育園のお迎えで定時で帰りたいなど生活のリズムがあるので入職後に「聞いていた条件と違った」ということにならないように、しっかり求人内容を把握し面接の時にはこちらの希望もきちんと伝えておきましょう。
外来で働く看護師は、病棟でしっかり経験を積んだ看護師や子育て中でパート勤務している方も多くいます。
同じく子育てと両立したい方はどんな看護師さんが働いているのかなど面接の時に確認しておくと子育てに理解のある職場かどうかの目安にもあるので良いでしょう。
他にはプライベートの時間も大切にしたい方は1日の仕事のスケジュールや看護師の業務範囲などについても聞いておくと残業の有無も判断できます。
ただ外来はブランクがあっても復職しやすいと思われがちですが決してそのようなことはありません。
外来での看護師の仕事は意外と多くありその場で判断し実行しなければいけないものもあります。
ブランクがあるとスピードについていくだけも精一杯で、仕事をしっかりこなそうと思うと無理してしまうこともあります。
「楽そうだから」や「プライベートと両立したい」という理由だけで、安易に外来を選んでしまわないようにしっかり業務を把握してから決めましょう。